『亜人島漂流記』レビュー。遭難先で島民とラブラブエッチ。良作と思うが後半パートに思うところも
遭難シチュから島生活エッチ!
今回お届けする作品:亜人島漂流記~不思議な島で小さな住人たちと交尾三昧~
サークル:テコキッズ
予定価格:1650円
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バカンス堪能中の主人公(フタバアキトシ)が嵐に巻き込まれ、とある島に漂流。
満身創痍の中、島民の女の子マヤララに助けられ、アキトシは彼女から看病されることになり……という導入からはじまるアドベンチャーです。個人的には良作だけどもったいねー! と感じた部分もあるのでそのあたりも紹介していく。
出会ったのはおどおどした島民ヒロイン
知らない島に遭難したものの、アキトシの体はボロボロ。動けるようになるまではおとなしく小屋の中で過ごしていくのだが、ヒロインのマヤララさんが健気に看病してくれるのもあってか、徐々に仲を深めていく。
ちなみにマヤララさんは無知ヒロイン。介抱シチュからだんだんエッチな雰囲気に……という、こういう舞台に合わせたお約束はちゃんと用意されていて良かった。
ツクール製だけど戦闘とかはなくマップ移動と会話がメイン。この手の作品としては割とオミットされやすいテキスト面が従実し
ラブラブえっちの前半、他キャラクターも登場する後半パート、というのがおおまかな区切り。エッチシーンは値段にあわせたそこそこのボリュームだが、前述の通りテキストが多めなので満足度はかなり高い。
個人的に良作とは思うのだが、後半に入ったところで巻き展開に入ってしまいあっさり終わってしまうのが気になった。
・アキトシは帰れるのか?
・島の秘密とは?
・マヤララさんとはどうなる?
などなど、気になる引きはあれど打ち切りのように一気に締めに向かっていったので、中盤までの丁寧さを知っていると「う~んもったいないなぁ」と、どうしても感じてしまうのだ。
むちっとしたヒロイン、ロリ体型の村人とのセックス、女の子のバランスもよくエロシーンは文句なし。単ヒロインでもいいけど、島舞台の設定に合わせてエロシーンの味変も用意されている。
でも、このボリュームだと後半部分までしっかり完成させるのは時間がかかりそうだし、労力的に考えてモチベが尽きる前にとりあえず完成まで走った……って感じかなぁ。「第1部」とか「前編」みたいなタイトルであればひっかかる人も少なかったかも。